「屋根勾配に合わせて、断熱材を外から張り付けます。カネライトEⅢ50mmを基本に、ネオマフォーム等を使用しています。防水性を完璧にするために、
というように、3回の防水施工と、断熱材のテープ張りを施し、垂木・母屋が2回の施工となっています。
ビニールで密閉度の高い部屋を作っても、断熱性能がなく、室温はすぐに下がります。また、断熱性能を高めても、隙間だらけの家では、省エネにはなりません。密閉度を上げて、断熱性能を高めた場合、息苦しく、構造体にもマイナスです。そこで、換気の必要性が生じます。開口部・外部サッシの選択も、暖房機器の選択も重要です。きみの家では、結露はしません。いくつもの絶対条件を満たしてこそ、快適な住まいとなるのです。この断熱・気密・換気のバランスこそが家作りの重要な要素なのです。
もともと暖冷房効果が低いため、エネルギー消費を考慮すると、細かく区切られたプランニングとなる。 もともと暖冷房効果が高いため、エネルギー消費にとらわれない、開放的なプランニングが可能となる。
床がフラットなバリアフリーは、今では当たり前となってきました。しかし、家中の温度差を最小にする、サーモバリアフリーはまだまだ普及していないようです。きみの家では、夏・床下の冷たい空気を、小屋裏の換気扇で上に引っ張り、撹拌。冬・床下ダンパーを閉じ、小屋裏換気扇を停止、室内や内部通気層(インナーサーキット)の暖かい空気の流れを確保します。ヒートショックのない家作りを考えます。
三層屋根構造
(ルーフィング)断熱と気密・換気の関係
サーモバリアフリー
低い断熱レベルの住宅
適切に断熱された住宅